2010年08月02日

No.765 『欲望と時空』

   物理性としての 「身体」 は 「空間」 (ここ-あそこ) という「構造」を、そして 「欲望」 としての 「身体」 は 「時間」 (可能性) という 「構造」 を相関的に生成します。だから時間-空間という座標軸によって構造化された 「客観世界」 は 「欲望=身体」 をもつあらゆる生き物に妥当する世界の存在の仕方なのです。カントは 「時空」 という世界の形式を人間の経験認識の先験的構造と考えましたが、欲望論的にはそれは 「身体=欲望」 という主体存在との相関性としての 「世界」 の基礎構造です。
竹田青嗣 『現象学は《思考の原理》である』





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posted by Vigorous at 20:51| 哲学・宗教 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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