2010年07月27日

No.759 『派遣労働者のための経営努力』

   「社会的企業」 とは、環境・福祉・教育などの社会的な問題に、営利企業として取り組み、利潤を上げながら同時に社会問題の改善・解決を図る、という新しい企業形態を指す。自らの営利を追求するだけなく、社会に対して責任をもつ企業、という意味である。
  社会的企業として家を失ったフリーターが再びアパートを借りられるようなサポートを本気で行おうとすれば、当然、中間マージはぎりぎりの最低限に抑え、少しでも多くのお金が働く人たちの手元に残るようにしなければならない。それは、低価格化が進む人材派遣業界では極めて困難なことだが、しかしいわゆる 「経営努力」 を、そうした労働者の生活再建に傾けるからこそ、 「社会的企業」 の名に値するのではないか。
湯浅誠 『反貧困』





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posted by Vigorous at 22:51| 社会学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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