2010年01月19日

No.614 『政党どうしの競争のあり方』

   各政党が、利害共同体を強く代表しすぎると、政治シーンはまさしく 「共同体」 (=政治党派) どうしの権力の主導権をめぐる政治ゲームとなり、その社会は結局いくつかの 「共同体」 どうしが対立しあう権力ゲームの社会となってしまう。 政治理念の対立は、どのような施策がもっともよく 「一般意志」 を表現するかについての競争でなくてはならず、利害的な共同体対立であってはならない。 
  現代の政治的主張 (思想的主張も含めて) は、つねに特定の階層、利害、立場を代表することで 「イデオロギー性」 を帯びる傾向を持っている。 したがって、これを常に解毒し、市民社会を 「自由な相互承認」 のより高い成熟に向け換えるような政治思想の役割が、きわめて重要なものとなるのです。 
竹田青嗣 『現象学は《思考の原理》である』





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posted by Vigorous at 20:14| 指導者、政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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