2009年12月28日

No.595 『四つ目の類型』

   元米国防長官ドナルド・ラムズフェルドは、ときどき、似非哲学風のおもしろいことを言う。 ラムズフェルドによれば、 「この世界は、知っているということを知っていること、知らないということを知っていること、そして、知らないということをも知らないことがある。 」 2003年3月になされたこの発言は、イラクとの対決において真に危険なのは、第三のカテゴリーである、ということを示唆するものである。 だが、この分類には、かけている類型が一つある。 「知っていることを知らない」 ケースである。 これこそ、無意識の定義であろう。 真の脅威は、この四つ目の類型にこそある。 
大澤真幸 『不可能性の時代』





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posted by Vigorous at 20:19| 論理 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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