2009年10月09日

No.535 『協力について』

   先生の意図は、生徒に素直さや暗示感応性や群居本能や因襲尊重の精神を教え込むことにあり、その結果は独創性や進取の気性や非凡な才能を抑えつけることになる。 何か価値ある仕事を成し遂げた大人は、子供のころ滅多に「協力的」ではなかった。 概して彼らは、孤独を愛し、本を抱えて教室の片隅に逃げ込み、野蛮な仲間の注目を逃れて、ほっとする生徒であった。 教師の訓練の一つとして、彼らはすべて、子供が非凡な才能を示した場合にこれを感知し、何らかの非凡な要素が生み出す自分の内心の当惑を抑えることを学ばなければならない。 このような気風が養われないかぎり、アメリカでは最高の頭脳の持ち主のほとんどが、15歳になる前に迫害を受けて消滅する結果となろう。 
B.Russell 『人生についての断章』 (部分抜粋) 転用者は必ず原典を確認のこと!





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posted by Vigorous at 23:23| 教育、心理 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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