2009年09月19日

No.521 『住居の形態の変化』

   1990年代の後半以降、nLDKという形式に収まらない、新しいタイプの住まいが、建築家たちによって次々と構想され、建築されてきた。 この新タイプの基本は、次の点にある。 一方で、住まい内の空間がますます個人化 (個室化) されると同時に、他方では、その個人化された空間が、家族外の社会空間に直結するようになるのだ。 その典型例が、住まいとなる建物の外から内へと向かう 「パブリック (社会) /コモン (家族) /インディヴィジュアル (個室) 」 という配列を 「パブリック (社会) /インディヴィジュアル (個室) /コモン (家族) 」 という配列へと転換しようとした。 山本理顕が設計した住居である。 
大澤真幸 『不可能性の時代』





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posted by Vigorous at 17:25| 社会学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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