2009年07月28日

No.0469 『人間の生の本質』

   人間は生の享受を求めているのではなくて、むしろ 「生の意味」 を求めているのだ。 「生の意味」 をつかめないこと、これが 「絶望」 の本質なのであり、 「生の意味」 とはどこにあるのか、それは何なのか。 
  ハイデガーは、これをキリスト教的、宗教的フレームワークではない形で答えようとした。 人は人間の生の本質が、 「生の意味」 をとらえることだということを自覚し、また各人が自分だけのものとしてこの課題を持っていることを自覚して生きるべきだと考える。 これがハイデガーの 「実存」 という考え方だ。 では人間の 「実存」 の本質である 「生の意味」 はどこにあるのか。 「生の本来性と全体性」 をつかむことによってである、とハイデガーは言う。 
竹田青嗣 『哲学ってなんだ』





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posted by Vigorous at 21:25| 哲学・宗教 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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