2009年05月28日

No.0415 『平和憲法を貫くために』

   長期的には、日米安全保障条約を破棄すること、つまり日米間の軍事同盟を解消することが必要となるだろう。 短期的には、日米安保条約を見直し、アメリカの役割を大幅に縮小したものへと改定することが求められる。 と同時に、日本の安全保障政策の中心を、日米関係に基軸を置いたものから、東アジア諸国間の友好・同盟関係に軸足を置いたものへとシフトさせていかなくてはならない。 (中略) 
  日本は、独自の外交努力によって、アメリカの助けを借りずに、憲法の精神と条文に違反することなく、というより憲法の精神を積極的に活用して、北朝鮮問題を解決すること。 これが成し遂げられれば、日本人は、平和憲法で十分にやっていけるへの決定的な自信を得るだろう。 これは副産物として、東アジアの友好・同盟関係が具体的にどのようなものとしてありうるかということに関する構想力を、日本人に与えることになるだろう。 
大澤真幸 『逆接の民主主義』





検索用kwd:
posted by Vigorous at 21:39| 社会学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
カテゴリ



注意
◆ このブログの内容は引用が中心ですが、知識の切り売りを目的としたものではなく、投稿者の備忘録として作成されています。皆さんは、ここに書かれた引用のみで満足することなく、なるべく原典に触れる習慣をつけてください。
◆ このブログでは、投稿者が独自に調査したデータや、知人から伝え聞いたエピソードなどが掲載されることがありますが、そのまま受け売りにせず、皆さん自身が事実関係を調査し、記事の真偽を見極めることができるように努力してください。
◆ ここは金言や名言を羅列することを目的にしたサイトではありません。どんな金言や名言も、羅列したとたんにただの展示物になってしまいます。長い引用も短い引用も、じっくり噛み締めて味わい、あなたの財産にしてください。アーカイブも一度にすべて読むのではなく、毎日少しずつ読むようにすると良いでしょう。



QRコード

リンク集
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。