2009年03月20日

No.0346 『哲学の非物語性』

   哲学は「物語」 を使わず、その代わりに 「概念」 を使う。 ここで 「万物」 とか 「原理」 とか 「水」 という言葉もある意味で 「概念」 として使われている。 「概念」 とは、もっと典型的には、一、多、同、他、完全、不完全、有限、無限、生、死、変化、静止、といった言葉のことだ。 哲学は、基本的にこれらの言葉を論理的に組み合わせることだけで、世界を説明する。 
  物語を使わず概念を論理的に使うという方法によって、哲学は、文化、宗教、民族を超えた開かれた世界説明のゲームを生み出したと言える。 
竹田青嗣 『哲学ってなんだ』





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