2009年03月03日

No.0312 『会社と社員の信頼関係』

   会社で懸命に働くことで、会社は一生自分の生活を支え続けてくれるという、相互に安心できる信頼関係を 「心の良い状態」 だとすれば、会社が自分を信用せず、自分も会社を信用できない関係性が、 「心の不良債権」 の状態です。 後者は常に不安を抱え、 「今はここにいるが本当はここにいるべき人間ではない」 とか、 「組織の一員として位置づけられるのはイヤだ」 といった思考に支配されています。 この状況を打開する方法を真剣に考えなければ、日本は過去のパワーを失うことになります。 個人が全力を出し、組織もそれを全面的にバックアップするような、ポジティブな信頼関係を取り戻す必要があります。 企業の利益が膨らみ、経済が一見上向きなようでも、根本を支えている社員のモチベーションが落ち込んでしまっていては、日本の未来は非常に危ういと言わざるを得ません。 
  逆に法人としての利益が少なくても、社員が会社のために懸命に働き、会社側も社員の一生をできるだけ保障するような信頼関係があれば、その会社は伸びていくでしょう。 現在は社会が若者を見捨て、若者も社会を見捨てるという不幸な構造になっている。 相互に信頼を損ねる悪循環を促進してしまっています。 これは早急に改善していく必要があります。 
齋藤孝 『なぜ日本人は学ばなくなったのか』





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posted by Vigorous at 21:03 | TrackBack(0) | 経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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