2009年02月13日

No.0276 『意外と脆い自己愛性パーソナリティ障害者』

   自己愛性パーソナリティの人は、非難されると、耳を貸さずに怒り出す。 なかなか自分の非を受け入れようとはしない。 だが、それが逃げられないものだと悟った瞬間に、彼はすべてが台無しになったような思いに駆られ、ひどく落ち込む。 
  他人に新米扱いされたり、叱られることは、彼の尊大なプライドが許さないのである。 華々しい成功を収めていても、少し悪評を耳にしただけで、彼はひどく傷つく。 成功の頂点にいても、わずかの躓きで絶望し、自殺してしまうことさえある。 自信家に見えるが、非常に脆い一面を持つのである。 
岡田尊司 『パーソナリティ障害』





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