2009年02月01日

No.0252 『境界性パーソナリティ障害の人に引っ張られないこと』

   境界性パーソナリティ障害の人は、いったん親しくなり始めると、急激に自分をさらけ出し始める。 このタイプの特徴のひとつは、自らの恥や恥部を、心を許すと、あまりに尚早に打ち明け始めることだ。 だが、この急速な傷の告白こそ、用心しなければならない。 ことに、本人がそうした話を、聞き手の関心を引こうとして用いている場合には、要注意である。 控えめな反応に徹し、常識的なラインを超えそうになれば、話をそれとなく遮ることも必要である。 あくまで、良識ある他者として接することが大事だ。
  すくなくとも覗き見趣味的に、話をどんどん聞いていくということは、本人の援助とは、およそ正反対のものである。
岡田尊司 『パーソナリティ障害』





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