2009年01月20日

No.0228 『遺伝子的な抑制のない欲』

   欲にはいろいろな種類がある。 例えば、食欲とか性欲というのは、いったん満たされれば、とりあえず消えてしまう。 これは動物だって持っている欲です。 ところが、人間の脳が大きくなり、偉くなったものだから、ある種の欲は際限のないものになった。
  金についての欲がその典型です。 キリがない。 要するに、そういう欲には本能的というか、遺伝子的な抑制がついていない。 すると、この種の欲には、無理にでも何か抑制をつけなくてはいけないのかもしれない。
養老孟司 『バカの壁』





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