2009年01月10日

No.0208 『パーソナリティ障害者の特性』

   パーソナリティ障害は、自らも苦しむと同時に、周囲を巻き込みやすいという性格を持っている。 パーソナリティは、単なる個人の 「性格」 に留まるものではない。  (中略) 児童虐待にしろ、ストーカー犯罪にしろ、些細な理由で親子が殺し合う事件にしろ、そこには一つの共通項がある。 それは、思い通りにならない他者を、別の意志と感情を持った存在として認められないということである。 その人の心に、本来の意味での他者との関係が育っていないため、自分の思い通りになる存在だけを愛し、思い通りにならない存在は、攻撃の対象になってしまうのである。 こうした独りよがりな他者との関係は、パーソナリティ障害のひとつの特徴である。
岡田尊司 『パーソナリティ障害』





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