2008年12月31日

No.0188 『着手する勇気』

   ほんの少しばかり勇気に欠けていたために、多くの才能ある人々が一生功を成すことなく終っている。 思い切って着手する勇気がなかったために一生無名に終った、大勢の人間が毎日墓場へ送られる。 こうした人々も実行に取り掛かる決断さえついていれば、おそらく名声をあげていただろう。 もし人に認められるようなことを行いたければ、寒さや危険を恐れてぼんやりと立ちすくんでいては駄目だ。 思い切ってとびこんで全力を尽くして泳ぎ渡れ! これが冷厳な現実である。 たえず危険を見積もって、小手先の調整ばかりしていては駄目だ。 この忙しい現代では、仕事の着手を手控えて思い迷い、あれやこれやと人と相談ばかりしていれば、いつのまにか60歳を迎え、せっかく兄弟や親類や友人の助言に従おうとしても、もはやその時間はなくなってしまう。
Sir William Sidney Smith (1764 - 1840)
シドニー=スミス



今年の「言葉の噛み応え」は、この記事が最後となります。
多くの皆様に愛読頂き、ありがとうございました。
来年も良書からの名文を厳選し、お届けしてまいります。
今後ともよろしくお願いいたします。
よいお年をお迎えください。

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posted by Vigorous at 15:52| 努力、革命 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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