2008年12月29日

No.0184 『「求められる」個性』

   今の若い人を見ていて、つくづく可哀想だなと思うのは、がんじがらめの 「共通了解」 を求められつつも、意味不明の 「個性」 を求められるという矛盾した境遇にあるところです。 会社でもどこでも組織に入れば徹底的に 「共通了解」 を求められるにもかかわらず、口では 「個性を発揮しろ」 と言われる。 どうすりゃいいんだ、と思うのも無理のない話。
  要するに『「求められる個性」を発揮しろ』という矛盾した要求が出されるわけです。 組織が期待するパターンの「個性」しか必要ないというのはずいぶんおかしな話です。
養老孟司 『バカの壁』





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posted by Vigorous at 21:03| 社会学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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