2008年12月17日

No.0160 『「お金」というシステム』

   今日のシステムの犠牲者は、「第三世界の人々」と、「自然」に他なりません。 このシステムが自ら機能するために、今後も第三世界の人々と自然は、容赦なく搾取され続けるでしょう。 このシステムは、消費し、成長し続けないと機能しないのですから。 成長は無からくるのではなく、どこかが、その犠牲になっているのです。 歴史に学ぶものなら誰でもわかるように、理性が人を動かさない場合には、実際のできごとが、それを行うのです。 私が作家としてこの点でできることは、子孫たちが同じあやまちをおかさないように考えたり、新たな観念を生み出すことなのです。 そうすれば、この社会は否応なく変わるでしょう。 世界は、必ずしも滅亡するわけではありません。 しかし人類は、この先何百年も忘れないような後遺症を受けることになるでしょう。 人々はお金を変えられないと考えていますが、そうではありません。 お金は変えられます。 人間が作ったのですから。
Michael Ende (1929 - 1995) 児童文学作家





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posted by Vigorous at 20:27| 経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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