2008年12月12日

No.0150 『金融危機には現場の責任感から』

   民間の当事者たちが最大限に努力しているときにこそ、政策的な支援は大きな効果を生むのである。 問題を解決する意志のない現場に投下された血税は、死にガネになるだけである。  (中略) 「金融危機だから」 と言って、金融機関の経営責任を厳しく問わないままに公的資金を注入するのでは節操がなさすぎる。 政治家がそれを後押ししているのも情けない。
  もし本当に危機であるならば、それぞれの現場で当事者がなすべきことを実行するしかない。 それにもかかわらず何でもかんでも金融危機を言い訳に、公的資金に頼ったり責任回避に動いてしまうのは、資本主義の劣化を示してはいないか。
  政財界のリーダーたちは、 「私たちがしっかりやりますから、国民の皆さんも少しだけ我慢してください」 と説得力を持って語れるよう、責任感を見せてほしい。
齊藤誠 『すべては金融危機だからなのか』 (週刊東洋経済2008.12.13号)





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posted by Vigorous at 21:48| 経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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