2008年12月09日

No.0144 『思い込みの味方を無意識に探す』

   もし、我々があるものを真実であるはずだと信じているならば、それが真実であるという例証か、でなければ、それが真実に決まっていると思っている人間をほとんど必ず見つけ出す。 最初に出会った6人が自分と同じ意見であるような場合に、彼ら全員が朝食時に同じ新聞を読んでいたかもしれないということに思い至ることは容易ではない。 しかしそうはいっても、真実である確率を推定したいと思うたびに標本として無作為に選んだ多くの人に対して質問表を送りつけるのも難しい。 それに、大量の事実を扱う際に気ままな印象に基づいて作業をするならば、我々が適切な標本を選べる見込みはないのである。
Walter Lippmann 『Public Opinion』
リップマン 『世論』





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posted by Vigorous at 22:47| 社会学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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