2008年11月22日

No.0100 『祈り』

   祈りは宗教を行動にあらわしたものだ。つまり、祈りこそ真の宗教である。 宗教的現象を、それとよく類似した、純粋に道徳的な心情あるいは美的な心情と区別するものは、祈りの存在である。 もし宗教活動を行うことによって、人間の全精神がその生命の源泉である宇宙の原理にしがみつき、みずから救われることがなければ、宗教は何の価値もない。 この行動が「祈り」であり、私は「祈り」を次のように考えている。それは魂の働きそのものだ。魂がその存在を感じる神秘的な力と親しく接触することだ。「祈り」はその名に値する前から存在するのかもしれない。 この内的な祈りが欠けている限り、宗教は存在しない。 一方、この内的な祈りが起こって魂をかき立てるときは、たとえ形式や教義がなくても、必ず生きた宗教がある。
William James (1842 - 1910) American psychologist and philosopher





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posted by Vigorous at 00:15| 哲学・宗教 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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