2008年11月20日

No.0096 『劣等感と甘え』

   劣等感の強い人は、相手と心がふれあうことより、もてはやされることを求めてしまう。相手が自分をどう大切にしてくれるか、という事にばかり気をとられていて、相手の気持ちに無関心になる。相手に馬鹿にされないぞということばかりにエネルギーを使ってしまって疲れてしまう。相手に自分の欠点をさとられまいと防衛的な姿勢になる。そのような姿勢になることで、自分の周囲の人間は自分の欠点を知ろうとしているように感じるようになってしまう。そして自分に親しみを持っている人さえ、自分の欠点を知ろうとする敵のように感じてくる。結果として、すべての人を敵にまわしてしまう。
加藤諦三 『自分の構造』





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