2008年11月11日

No.0066 『スロースタート』

   よく、自分はスロースタートだ、という人がいます。勝負が始まってからも、気力やリズムを整えるまでに時間がかかるというわけです。しかし、運動能力がいくら勝っていても、このような選手はすぐれた勝負脳を持った相手にとってはカモなのです。
 オリンピックのソフトボールの試合で、ある国の選手が最初の打席で第一球目、ど真ん中のストライクを見逃しました。その選手はまた同じような甘いボールが来るだろうと安易に考えたのかもしれませんが、以後、相手のピッチャーはリズムを取り戻し、そんなボールは二度と投げてくれませんでした。試合開始の直後こそ、相手のピッチャーもまだ本調子のリズムに達していない勝負時なのです。そこで集中できず、あとから徐々にペースを上げていこうなどという考え方は、平凡なレベルの相手には通用しても、一流の相手には通用しません。
林成之 『勝負脳の鍛え方』






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posted by Vigorous at 22:05| 努力、革命 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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